602: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/26(水) 23:43:49.60 ID:lYHC0d/k0
ーーー10年前
何もかもが燃えている。
モノは焼け、空は黒ずみ、人は死ぬ。
地獄の際限のような場所に俺たちはいた。
君尋「まさか俺たちが最後まで残るだなんて思わなかったが」
言峰「・・・・・・」
言峰に話しかけるが、反応はない。
理由はわかっている。
君尋「・・・願いはかなったか」
何せ俺自身がこの男の願いを叶えたのだ。そして俺は男が願いを叶えた先にあるのが絶望だということも知っていた。
神父がが首から下げている十字架と、全く同じ十字架を右手できつく握りしめる。
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