662: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/10/01(月) 00:07:15.76 ID:2oey0p460
士郎(……君尋があんなに敵意を向ける奴がいたなんてな)
正確に言えば今士郎の目の前にいるのはサーヴァントの君尋ではなく、現在生きている四月一日であるのだが。
君尋は基本的にどんな相手にもあそこまでの敵意を向けることはなかった。やはりどれだけ似ているといっても、四月一日は士郎の知っている君尋とは違うのだろう。
凛「今後の予定なんだけど、短期決戦でいくわよ。現在残っている敵サーヴァントはランサーとキャスターと、第四次のキャスターである君尋と、おそらくアサシン。どちらのキャスターにしろ、スロースターターであることは間違いないでしょうし、これ以上時間を与えるのはまずいわ。君尋のほうはこっちの手の内もかなりばれちゃってるし」
セイバー「キャスターはこうしている今も魔力を集め続けてますから」
表向きはガス漏れ事故として処理されているのだが、これはキャスターの魔力収集の影響だ。
四月一日「……にしても、俺がその……英霊? になるなんて正直わからないというか、なんというか」
凛「そうね。現代ではそもそも英雄が生まれること自体難しいもの。そんな世の中で英霊まで上り詰めるなんて、何やったのよあんた」
四月一日「うーん……」
四月一日の能力は、士郎の知っている君尋同様の、最高レベルの感知すなわち霊感だった。
しかしキャスタークラスに選ばれるような英霊の能力がこれだけとは考えづらい。キャスターとしての君尋の能力を推測することは難しかった。
ちなみに百目鬼は血筋的な退魔能力を保有しているそうだ。
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