669: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/10/01(月) 00:39:48.04 ID:2oey0p460
四月一日「夢?」
君尋「そういえば、このころの俺も、夢で見ることだけはできたんだっけな」
君尋はそう最後につぶやくと、イリヤとともに消えていった。
まるで夢から覚める瞬間のように、あっさりと。
セイバー「しっかりしてくださいシロウ! シロウ!!」
セイバーが士郎君をゆすり起こそうとしたが、士郎君はピクリとも動かなかった。
凛「魔術……しかも相当深く夢に浸かってる」
四月一日(夢……?)
もう一人の俺は確かにそう言っていた。
士郎は夢を見ていて、俺は夢を見ることができると。
四月一日「もしかして、俺なら……?」
キャスターが士郎くんの言う通り未来の俺なのだとしたら、俺はキャスターと同じことができるのではないだろうか。
そう思い、俺は士郎君のもとに駆け寄った。
四月一日「夢……」
俺の力でなんとかできるのなら、絶対に助けたかった。
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