689: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/10/07(日) 20:12:41.49 ID:fqesAtx80
縁側へ向かい、呼びかける。
士郎「アーチャー、いるんだろ」
アーチャー「ほう、未熟者のマスターが何の用かね?」
アーチャーの声は上のほうから聞こえた。屋根の上だ。
士郎「聞きたいことがある」
アーチャー「ふん、そのような暇があったらもっと己の今までの行為の愚かさでも見直してみればどうだ。泥に侵された詳細もわからぬ危険分子を擁護しあまつさえ「俺が何とかする」などとと言ったのは誰だったか」
アーチャーはいつも通り皮肉屋だった。しかし、最後の話については俺も自覚しているところである。
士郎「俺だ。だから君尋のことは俺が何とかする」
極論を言えば、俺が君尋をかばったせいで今このようなややこしい状況に俺たちは追い詰められている。
だからこそ、君尋を信じたものとしての責任を俺は取らなければいけない。
アーチャー「サーヴァント相手に戦う気とは。身の程を知れ。まったくこんな状況でなければ今すぐにでも殺してやりたいくらいだよ」
俺の考えはアーチャーに一蹴された。
しかし意見を変えるつもりはない。俺は責任をとると決めたのだから。
士郎「おまえには聞きたいことがあるって言っただろ」
アーチャーが地上まで下りてくる。俺はこいつの目を見つめ名から、聞いた。
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