692: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/10/07(日) 20:15:57.66 ID:fqesAtx80
確かに俺は、切嗣にあこがれていた。俺を救ってくれた時の切嗣が、あまりにも幸せそうで。まるで救われたのはそっちのほうじゃないかと思ってしまうほどだったから。俺もそういう風になれたならーーーそう思っていたのは事実だ。
けれど俺は爺さんのかなえられなかった夢をかなえると約束したのだ。
だから衛宮士郎は衛宮切嗣の正義のルールを受け継がなくてもいい。むしろ同じではいけない。
士郎「それに俺のあこがれたあの時俺を救ってくれた爺さんは「数」の正義の味方じゃなかった」
爺さんのかなえられなかった夢をかなえるために、俺は「数」ではないまた別のルールを模索しなければならない。
アーチャー「……そうか」
アーチャーは最後に俺を一瞥すると、再び屋根の上に戻り見張りを再開した。
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