過去ログ - まどか「奇跡じゃなくて、必然なんだよ」
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72: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:52:41.34 ID:PEz9K1Cn0
「あ、えっと……私は鹿目まどかです、学年はさやかちゃんと同じで……」

そう言うと、まどかは遠慮げに上目遣いでこちらを向いてくる。

「……私は暁美ほむら、学年は同上」
以下略



73: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:53:30.03 ID:PEz9K1Cn0
それに不思議不思議した白猫はこくんと頷くと、口を開く。

「マミ、そして……暁美ほむら。彼女たちは…僕と契約した魔法少女なんだ」

くるん、と白い尻尾が空を舞う。
以下略



74: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:53:56.57 ID:PEz9K1Cn0
「魔法少女が契約によって生み出す宝石よ。魔力の源でもあるわね」

私は思考を止め真実を隠して質問に答える。
今は、言うべきではない。

以下略



75: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:54:42.53 ID:PEz9K1Cn0
「あ、あたしたちも……魔法少女になれるんですか?」

さやかが私たちを期待に満ちた目で見つめてくる。
その両掌は胸の前でシスターが神に祈るように、組まれていた。
……彼か。
以下略



76: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:55:12.29 ID:PEz9K1Cn0
さやかがそう言うと、まどかは合わせて頷く。

「……うん、じゃあ、日も暮れてしまったし!今日はお開きにしましょうか」

マミは微笑み、立ち上がる。
以下略



77: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:55:56.88 ID:PEz9K1Cn0
「良かった!暁美さんはどうかしら…?」

彼女と手を組んでおくことは悪いことではない。
多少なりとも、今日という一日の間で好意的に見てくれたのだから、このチャンスは見逃せないだろう。
しかし少しバツが悪い。彼女とまともに話をしたのなんていつ以来だろうか。
以下略



78: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:56:27.86 ID:PEz9K1Cn0





以下略



79: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:58:13.20 ID:PEz9K1Cn0
「ふふ………可愛い後輩が出来て嬉しいわ」

まどかたちが去っていった玄関をいとおしそうに眺めるマミ。

――彼女はずっと、一人きりで、誰にも頼れずに生きてきたのだ。
以下略



80: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 21:59:32.44 ID:PEz9K1Cn0
「………あなたは、悪い娘には見えないわ」

真剣な顔をして、マミはソウルジェムをそっと掌で包む。


以下略



81: ◆AliceQDRbk[saga]
2012/08/30(木) 22:00:26.49 ID:PEz9K1Cn0
投下終了。色んな文章の書き方を試していきたいです


82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[sage]
2012/08/30(木) 22:04:51.36 ID:v5Sg3iFPo
乙!
これからの展開が楽しみだぜ


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