過去ログ - 恒一「『ある年』の3年3組の追憶」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:13:40.93 ID:4DOG5YTr0

桜木が死んだのは、そのわずか六日後だった。

中間試験も終わりに迫ったラストスパートの中、
母親が事故に遭ったという知らせを聞いた桜木は、
慌てながら教室を出て行った。
それが彼女を見る最後の姿になろうとは、誰も思っていなかっただろう。

死因は階段からの転落と聞かされたが、
すぐに、傘が喉が刺さって絶命したという衝撃的な真相が明らかになった。
普通だったらあり得ない尋常じゃない死・・・

「ゆかりが、そんな・・・」

「まさか、本当に起きてしまうなんて・・・くっ・・・」

「どうするの、泉美?」

小椋の言葉に、俺は小声で耳打ちした。

「小椋、今はそっとしてやれ。
赤沢さんにとって、桜木は大切な親友だったんだ。今話すのは酷だぞ・・・」

「風見の奴も、相当堪えたみたいね・・・
中尾、これからは私たちが泉美を支えて、対策を練るしかないわ」

杉浦が眼鏡のブリッジを持ち上げながら、そう呟いた。

俺たちは遂に、呪われた3年3組の直面せざるを得なくなった。
そして、これが長きにわたる地獄の始まりだった・・・


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