過去ログ - うちはイタチ「今からお前を強くする」 佐天涙子「えっ?」
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26:  ◆yh7XZ6hD3o
2012/08/09(木) 12:54:22.50 ID:qKRYSEPW0
「そなたはさっきの話を聞いて何も思わなかったか?力を使えばあの男は彼女に接近する!彼女はやりたくないことをやらされる人生を送らされるんだ!我も同じだ!それだったら、いっそのこと、無能力者のまま、何も知らずに生きていた方がいい人生を過ごせる・・・。」

天使の叫びが花畑全体に鳴り響く。花は風に揺られ、花弁はイタチと天使の周りを飛び舞う。だが、イタチはあくまで姿勢を崩そうとはしない。

「はぁ・・。天使、逆の考え方をしたことはあるか?」

「なんだと?」

「彼女に力を与えることが、彼女を救う、と。」

「何をいっているんだそなたは!」

「お前の話は、『その男が涙子の力に気づく』というのを前提としている。だが、こうは考えなかったか?

『その男の周り(仲間)が彼女の力に気づく』ということを・・・。」

「!!!」

「お前は、その男をマークしすぎたあまりに他の方向に考えがいかなかった。お前のいう『魔術師』が実在するなら、異能の力を察知する魔術師がいてもおかしくはない。違うか?
お前が俺の眼に特別な力を感じたように・・。」

「!そ、それは・・、」

「もし、彼女が何の力も持たないまま、魔術師の一斉攻撃を受けたら、何もできずに終わる。当然の結果だ。それでも、彼女に力は与えないと・・・?」

「・・・。」
黙り込む天使。
イタチのいうことがそれほど刺さったのだろうか、少し落ちこんでいる様子であった。

「彼女自身も力を欲しがっている。それは単に自分を守る方法としてだけではなく、親しい友を守る方法としてもだ。だからお願いだ。彼女に力を与えてやってほしい・・・。」

「だが、彼女は能力開発を受けたことがある。彼女が魔術を使うとなれば、彼女の身に大きな負担がかかる・・・。」

「天使、俺は涙子の何であるといった?」

「師匠・・。」

「そうだ、俺が彼女に教えるのは『魔術』ではない。『忍術』だ。」

「『忍術』?そんなものがあるのか!?」

「では、何故俺はここにいる?」

「そなたは・・・、まさか・・、」

「俺は『忍者』だ。」



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