過去ログ - うちはイタチ「今からお前を強くする」 佐天涙子「えっ?」
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4:  ◆yh7XZ6hD3o
2012/08/08(水) 13:37:00.91 ID:nnyytdY/0
設定は、イタチは大蛇丸を剣にぶちこんで死んだ後。涙子の方は幻想御手事件後とします。
それでは続き、


「ここはどこだ・・・?」
半袖、短パンでサンダルを履いて歩いている一人の青年が大都会とも呼ぶべき高層ビルの摩天楼の真っただ中につっ立っている。
「確か、俺は・・。」
この男こそ、うちはイタチである。彼は、大蛇丸を異空間に封印した後、死んだはずなのだが、現に自分は生きている。
異空間忍術で飛ばされた?それとも、この状況自体が幻術なのか?イタチは答えのわからないまま、見たことのない大都市の中で歩みを進める。

「そーそー、そんでね、そこの廃工場に行くとね・・・。」
「もー佐天さん。いつまで都市伝説とか信じてるんですか?」
「いーじゃないの。いーじゃないの!そうだ!実際行ってみようよ!」
「もー、危ない事に首をつっこむのはよした方がいいですよ!」
「そーいって初春も信じてるんじゃん!」

「あの子達は・・?」
セーラー服を着ている少女二人が見えるが、もちろんイタチのもといた世界にセーラー服はなかった。それ以前に目の前に広がる高層ビル自体イタチにとっては珍しい限りである。
イタチは訳のわからないまま、その少女二人に声をかけてみる。

「ちょっといいかな?」

「!えっ、あっはい。」

初春が落ち着かない返事を返す。

「ここはどこかな?」

「どこって、学園都市ですけど。」

「学園都市?」

「はい、学園都市です。もしかして、『外』の方ですか?」

「『外』?何か特別な意味でも?」

「・・・! IDはありますか?」

「ID?ここに入るのに必要なのか?」

「アナタ・・、不法侵入者ですね!」

「えっ、ちょっと!」

イタチは面倒なことに巻き込まれてしまった。だが、


「おい、金おいてとっととされや。」

「逆らわない方が身のためだぜ〜?」

「俺たち、なっていったって能力者だからな!」

ガラの悪い連中が3人に絡んできた。



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