過去ログ - うちはイタチ「今からお前を強くする」 佐天涙子「えっ?」
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5:  ◆yh7XZ6hD3o
2012/08/08(水) 13:56:03.84 ID:nnyytdY/0
「あちゃー、初春、状況が複雑になってきたね〜。(能力者・・・)」

「はやく白井さんに連絡をっ、キャッ!」

早くも初春が人質にとられてしまった。

「はい、残念でした〜。俺の能力<速度調整(スピーダー)>がある限り、お前ら遅く見えちゃうわけよ。」

「さっすが〜、兄貴!やることが違う!」

「俺たちいらねんじゃね?ていうかこの子かわいくね?お持ち帰って調理決定だなこりゃ!」

下種な会話が当たりに響く。

「おい、そこのニーチャンよぉ、今俺たちの言うとおりにすれば、ひどい目にあわなくてすむぜぇ?」

「そーそ、そこの子も早くこっちに渡して、万事解決ってやつっすよ!さぁさぁ!」

「・・・。」

イタチは断固無視する。

「おいおいおい、だまってちゃわかんねえだろ?」

「・・・。」

「ムカツクなこのニーチャン!」

「ちょ、ちょっと、大丈夫なんですか!?もっと怒らせてますよ!それに初春もなんとかしないと!」

「大丈夫だ、あういうのはすぐにやられるタイプだ。心配はない。」

「このぉ!」

<速度調整>以外の二人が一斉にイタチに殴り掛かるが。

「グホッ。」

「グヘッ。」

軽く相手の一撃をかわし、それぞれ鳩尾に一発入れ込んでいく。二人はあっという間に気絶した。

「す、すごい・・。」

イタチの動きに唖然とする速度調整だが、こっちには人質がいるということで、

「おい、動くなよニーチャン・・。一歩でも動いてみろ。こいつの命はない・・。」

「あぅ・・・。」

一本のナイフの刃先が初春の首の頸動脈ピンポイントで迫りくる。そのまま力を前に入れれば初春の命はないだろう。
だが、そんな状況でもイタチは冷静さを欠く様子はない。

「ほぅ。いつどこにいても、あんなのはいるものだな・・。」

「へっ、これが真の悪ってやつだ。ニーチャン、現実は非情だぜ・・・。」

「現実は非情か・・。確かにそうかもしれない・・。」

「じゃぁな、ニーチャン・・。」

「じゃぁ最後に俺の『眼』をよーくみてもらおうか・・。」

イタチは『普通の』写輪眼で速度調整を凝視する。

「なんだ、そりゃ!カラーコンタクトか!笑いしかできねえやこりゃ!アハ!アハハハ! ハ・・。」

バタッという音とともに速度調整が気を失い、初春は解放された。


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