過去ログ - 紅莉栖「岡部を怒らせちゃった……」
↓ 1- 覧 板 20
2012/08/08(水) 14:17:29.80 ID:fBnJKyVp0
 岡部「ハア…っ! ハア…っ! くっ! メールを打っておくべきだったか! 帰られたら、ハア、まずいっ!」ピ、ピピ 
  
  
 件名:話がある! 
 本文:お前は公園に居るな!? その場を絶対、動くなよ! 
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:18:24.07 ID:fBnJKyVp0
 〜公園〜 
  
 岡部「ハア、ハア、やっと、ついた――」 
  
 岡部「く、クリスティーナは一体どこに……」 
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:19:20.77 ID:fBnJKyVp0
 紅莉栖「……」 
  
 岡部「ク、クリスティーナよ、こんな所で何をしている」 
  
 紅莉栖「……え? お、岡部? な、なんでここに?」 
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:20:24.89 ID:fBnJKyVp0
 岡部「(ど、どうすればいい。言葉が出てこない。あ、そういえば、ダルが何か言っていたような……)」 
  
 〜〜〜〜〜〜 
  
 ダル『紅莉栖って呼べばいいんじゃね?』 
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:22:07.81 ID:fBnJKyVp0
 岡部「(まさか、俺が怒っただけで、ここまで悩んでいたのか?)」 
  
 岡部「(俺に嫌われたと思って、泣いて、必死に悩んで……)」 
  
 岡部「(……俺は、最低だ)」 
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:23:11.14 ID:fBnJKyVp0
  
 岡部「……フ、フフ」 
  
 紅莉栖「……お、岡部?」 
  
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:25:05.50 ID:fBnJKyVp0
 岡部「だから、お前が言うことに俺はいつも反論していた。いつか論破してやろう、ってな」 
  
 岡部「だが、決まって俺は論破された。それで、腹が立っていたのかもしれん」 
  
 岡部「普段は、ドクターペッパーを侮辱された程度であんなに怒らなかったというのに、俺は助手の発言に異様に腹が来てな。嫉妬心から来たのか、よく分からないんだが」 
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:25:55.59 ID:fBnJKyVp0
 紅莉栖「私だって、岡部が反論してくると、なんとかして論破してやろうって、岡部の分からない単語をわざと言ったりして、優越感に浸ってた! こんな反論をしてくるなんて、自分より劣っているって、心のどこかで思って、私、最低な女だ」 
  
 岡部「ち、ちがっ! 最低なのは俺であって!」 
  
 紅莉栖「――それでもっ! 私も大人気なかった。だから、私にも謝らせてよ……」 
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:26:48.31 ID:fBnJKyVp0
 紅莉栖「ふふふ……」 
  
 岡部「ふん。またいつも通り、俺の助手に戻りやがって。明日からは未来ガジェットの製作を手伝わせてやるから、 
 覚悟をしておけ」 
  
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/08(水) 14:27:40.40 ID:fBnJKyVp0
 岡部「ああ、当たり前だ! お前はラボメンナンバー004! そして俺の優秀な助手である! お前が嫌だと言っても、お前は一生、俺の助手だからな!」 
  
 紅莉栖「い、一生って……、私はずっとあんたの傍にいないといけない訳?」 
  
 岡部「無論だ」 
47Res/31.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。