過去ログ - いーちゃん・阿良々木「ガチンコ野球対決?」
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◆SIJX2KryAg
[saga]
2013/04/26(金) 22:05:51.34 ID:J2BsZaJq0
1回表 TK 0−0 TZ
無死 ランナー無し
打者 鑢七花
鵜鷺『さぁ、ついにプレーボールです。チーム刀の先頭を切るのは、一番 ショート 七花さん』
七花「おーし、行ってくるなー」
とがめ「うむ。最初からホームランを頼むぞ、七花!」
七花「ほーむらん? 何だそれ?」
とがめ「……お前はちゃんと私の話を聞いていたのか? 野球に関する情報は一通り話したつもりなのだが」
七花「あ、あははは〜〜」
とがめ「はぁ……。まぁいい。とりあえず、投げられた球をあの柵の向こうまで打ち返せばいいんだ」
七花「おー、そういうことなら任せとけっ!」スタスタ
否定姫「ちょっと、そこのロリ巨乳」
とがめ「何だ、そこのノッポビッチ」
否定姫「……このメンバー表のことなんだけど」
とがめ「何だ? まだメンバーに選ばれたことを言うつもりか?」
否定姫「いや、それもそうなんだけど。そうじゃなくって、この打順について言ってるのよ」
とがめ「?」
否定姫「さっきの試合の見て分かってると思うけど、普通は強い人を3,4,5番においてるじゃない。なのに、何ウチのビッグ3を堂々と先頭に並べちゃってるの? 馬鹿なの?」
とがめ「ふん。馬鹿は貴様だ。最初の試合がどうだろうと、一つ重大なことを貴様は見逃してるのではないか?」
否定姫「重大なこと?」
とがめ「うむ。それは打順の回り方だ」
否定姫「?」
とがめ「いいか? 点差がついてるかいないかで変わるが、基本野球というのは9回までだ」
否定姫「ふむ。それはちゃんと理解してるみたいね」
とがめ「その9回が終わった時、必ずしも全員が同じ数の打席を立てるとは限られていないのだよ。ということは強い奴を出来るだけ多くの打席が回る、1,2,3番に置けば、それだけ多くのチャンスを掴めるということなのだよ」
否定姫「ふーん……」
とがめ「どうした? 私の完璧な奇策に反論の声も出ないか?」
否定姫「うん、そうね。まぁ、あんたにしては少しは考えたんじゃないって思うわ」
とがめ「ふふふっ。そうだろうそうだろう。もっと崇め奉ってももよいのだぞ?」
否定姫「いや、奉らないけどね。たださぁ、一ついいかしら?」
とがめ「ん? 何だ?」
否定姫「七花くんって、バット振れるの?」
とがめ「………」
否定姫「………」
とがめ・否定姫「あ〜〜〜〜〜……」ズーンッ…
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