過去ログ - いーちゃん・阿良々木「ガチンコ野球対決?」
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322: ◆SIJX2KryAg[saga]
2013/04/26(金) 22:05:51.34 ID:J2BsZaJq0
1回表 TK 0−0 TZ
無死 ランナー無し
打者 鑢七花

鵜鷺『さぁ、ついにプレーボールです。チーム刀の先頭を切るのは、一番 ショート 七花さん』

七花「おーし、行ってくるなー」

とがめ「うむ。最初からホームランを頼むぞ、七花!」

七花「ほーむらん? 何だそれ?」

とがめ「……お前はちゃんと私の話を聞いていたのか? 野球に関する情報は一通り話したつもりなのだが」

七花「あ、あははは〜〜」

とがめ「はぁ……。まぁいい。とりあえず、投げられた球をあの柵の向こうまで打ち返せばいいんだ」

七花「おー、そういうことなら任せとけっ!」スタスタ

否定姫「ちょっと、そこのロリ巨乳」

とがめ「何だ、そこのノッポビッチ」

否定姫「……このメンバー表のことなんだけど」

とがめ「何だ? まだメンバーに選ばれたことを言うつもりか?」

否定姫「いや、それもそうなんだけど。そうじゃなくって、この打順について言ってるのよ」

とがめ「?」

否定姫「さっきの試合の見て分かってると思うけど、普通は強い人を3,4,5番においてるじゃない。なのに、何ウチのビッグ3を堂々と先頭に並べちゃってるの? 馬鹿なの?」

とがめ「ふん。馬鹿は貴様だ。最初の試合がどうだろうと、一つ重大なことを貴様は見逃してるのではないか?」

否定姫「重大なこと?」

とがめ「うむ。それは打順の回り方だ」

否定姫「?」

とがめ「いいか? 点差がついてるかいないかで変わるが、基本野球というのは9回までだ」

否定姫「ふむ。それはちゃんと理解してるみたいね」

とがめ「その9回が終わった時、必ずしも全員が同じ数の打席を立てるとは限られていないのだよ。ということは強い奴を出来るだけ多くの打席が回る、1,2,3番に置けば、それだけ多くのチャンスを掴めるということなのだよ」

否定姫「ふーん……」

とがめ「どうした? 私の完璧な奇策に反論の声も出ないか?」

否定姫「うん、そうね。まぁ、あんたにしては少しは考えたんじゃないって思うわ」

とがめ「ふふふっ。そうだろうそうだろう。もっと崇め奉ってももよいのだぞ?」

否定姫「いや、奉らないけどね。たださぁ、一ついいかしら?」

とがめ「ん? 何だ?」

否定姫「七花くんって、バット振れるの?」

とがめ「………」

否定姫「………」

とがめ・否定姫「あ〜〜〜〜〜……」ズーンッ…





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