過去ログ - いーちゃん・阿良々木「ガチンコ野球対決?」
1- 20
85: ◆SIJX2KryAg[saga]
2012/09/20(木) 00:50:31.80 ID:kYoPHAXS0
軋識「ただ、俺が思うに問題なのは人間の存在的意識の方にあると思ってるっちゃ」

小鹿「存在的意識?」

軋識「ああ。お前も戦闘は専門外と言っても、この世界の住人なら少なからず戦闘の心得はあるんだろ?」

小鹿「まぁ、少なからずは……」

軋識「大抵、敵との立ち回る時は相手の正面には立たないよな?」

小鹿「当たり前じゃないですか」

伊織「え? そうなんですか?」

双識「相手の正面に立つということは、相手の格好の的になるってことだからね」

伊織「へー」

軋識「それじゃあ、相手と相対するときはどのように立ち回る?」

小鹿「そりゃあ、相手の利き手の外側。右利きなら反時計回り、左利きなら時計回りに回ります」

軋識「何で、相手の利き手の外側に回る?」

小鹿「何でって利き手の内側に行ったら、モロに攻撃をもらっちゃうし」

軋識「外側なら安全っちゃか?」

小鹿「そりゃ、外側なら、相手が向きを変えるか、関節でも曲げないことには向かっては………あっ!」

軋識「そういうことだっちゃ。人は基本、相手の外側にいれば相手は手を出せないという考えがあるっちゃ」

小鹿「………」

双識「しかも、腕の振りとは逆の方向へと曲がってくる。頭では分かっていても、身体が反応しにくいってことさ」

伊織「なるほどー」

双識「まぁ、それでも心配は必要ないよ。所詮は慣れの問題だからね」

小鹿「いや、でも慣れる前に向こうに点を取られちゃったらどうするんさ?」

双識「あはは、小鹿くん。それは誰に向かって言ってるのかな?」

小鹿「」ゾクッ

双識・軋識「悪いけど、この試合。一点もくれてやるつもりはないよ(っちゃ)」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
452Res/378.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice