過去ログ - いーちゃん・阿良々木「ガチンコ野球対決?」
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96: ◆SIJX2KryAg[saga]
2012/09/21(金) 01:07:41.21 ID:NYgBqXT00
羽川「それで、相手のサイドスローはピッチャーの体格もあって、かなり球の出所が見づらく、角度の付いた球になってる。これはさっきバッターボックスに立った人なら分かるよね」

神原・戦場ヶ原「」コクッ

羽川「それで、最初の作戦とは変更。できるだけ相手の奥の手を引きずり出すことよりも、まずは相手の球筋を見極めることに専念して」

阿良々木「羽川。もう一回『たますじ』って所を復唱してくれ。今度はもうちょっと……」

戦場ヶ原「『球筋』がどうかしたのかしら、阿良々木君?」カチャ ホッチキス

阿良々木「いえ、何も……」

戦場ヶ原「あら、そう?」

羽川「えっと……。というわけで、基本甘い球以外は追い込まれるまでは手を出さないように。ボールには手を出さない。横はどこからどこまでがストライクゾーンかを意識して、低めには絶対に手を出さないようにね」

阿良々木「ああ。分かった」

火憐「要するにストライクゾーンに来た球だけを打てばいいんだろ」

月火「随分とのんびりとした作戦だけど、相手が相手だし、しょうがないよね」

羽川「特に阿良々木君と神原さん」

阿良々木「ん?」

神原「何か御用か?」

羽川「私はこの試合のキーマンとなるのは阿良々木君と神原さんだと思ってるんだ」

阿良々木・神原「え?」

羽川「相手は球の出所が見にくい、見慣れないサイドスローとはいえ、左の神原さんからなら球の軌道が見やすいし、阿良々木君の『眼』なら、きっと捉えられる」

阿良々木・神原「………」

羽川「二人には守備でも重要な所をお願いをしちゃてるし、色々と負担を掛けさせちゃってるけど、向こうから点を取る役目。二人にお願いしちゃってもいいかな?」

阿良々木・神原「………」

羽川「………」

阿良々木・神原「」スッ

羽川「………?」

阿良々木・神原「任せろ!」





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