過去ログ - システムさん「安価で女装ギャルゲー風SS」part3
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107: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/08/10(金) 01:05:35.64 ID:uVViUp0p0
1、適当に選んで読む


とは言え、生徒会に興味があると言った手前で、何もせずに帰るのは気が引ける。

貴方「では、失礼します」

貴方は会長の後ろに回り……適当に、一冊の本を引っこ抜いた。
SS学院の……改修工事のまとめ。こ、こんな物までここに置いてあるのか。資料室か何かと勘違いしてしまいそうだ。

まあ、見てみたら意外と面白いのかもしれない。貴方は席に座り、とりあえず読んでみる事にした。

……どれくらい時間が経っただろう。会長が、口を開いた。

会長「先輩が、――さんの事ばかり話すのよ。それも、嬉しそうに」

貴方「先輩さんがですか?」

会長「ええ。恋する乙女みたいに」

会長はくすくすと、口を隠して小さく笑う。恋する乙女……貴方からすれば、シャレになっていない。

会長「嫉妬してしまうわ。あの子とは、一年生の事からの付き合いですから」

会長「先輩はあの容姿だから、周囲が一歩引かれてしまうの。寂しいに、違いないわ」

会長「実は、私も気後れした事もあるのです。……その分だけ、あの子を見てきた」

会長「私からお願いするのは、少しおかしい話だと思いますが、先輩と仲良くしてあげてくださいね」

貴方は

1、自由行動

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