過去ログ - システムさん「安価で女装ギャルゲー風SS」part3
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11: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/08/08(水) 23:47:41.48 ID:SqmzBMz00
貴方は、眼鏡の事をまだ上辺しか知らない。心にだって、欠片しか触れられていない。
作られた物しか、知らない。

……それなら、貴方に一日の長がある。
貴方は、自分を作ってきた。作ってきた自分は一体なんなんだ。
時には人を支え、時には人を励まし、時には人に檄を飛ばす。そんな青春に憧れて、貴方は自分を作った。

貴方「私は、眼鏡さんのそんな顔を見たくない」

相手を知らずに説得するのなら、自分を押し通すしかない。
たとえ作り物でも、それは、相手が知る貴方だから。通じるのなら、通じるはず。

貴方「私は、眼鏡さんをもっと知りたい。いつものようなすました風で、寂しい顔だけじゃなくて」

貴方「私は、はしゃいでしまうような、貴女が見たい」

……ああ、言ってしまった。言いわけのしようも無い、紛れもない、貴方のエゴを。
だけど、これにかけるしかない。自分勝手を、押し付けるしか。

貴女「……それに、一人だけで自分の場所にいるばかりなのは、寂しい事だと思うから」

眼鏡は、いつものようにつんとした顔で、いつものように寂しげな目で、貴方を見る。

眼鏡「……――さんの言葉は、私にとって正しすぎる。だから、聞くのが恐かった」

眼鏡「条件があるわ」

貴方「条件?」

眼鏡は顔を伏せて……。いや、貴方をしっかりと見据えて。

眼鏡「……私と一緒に、二人三脚に出てほしい」

貴方は

1、はい
2、いいえ
3、自由行動

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