過去ログ - システムさん「安価で女装ギャルゲー風SS」part3
1- 20
493: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/08/16(木) 02:56:01.86 ID:ZDUj1Dci0
コンマ「5」=「奇数」


貴方「あっ」

なんともあっさり、貴方たちはあの三人を見つけた。そして同時に、貴方は眼鏡の制服の裾を掴んだ。

眼鏡「あいつら……」

貴方「眼鏡さん落ち着いて。いいですか、話すのは私です」

貴方は眼鏡を制御しながら、三人に近寄る。

貴方「こんにちは、皆さん」

*1「あら、こんにちは」

貴方「少しお話があるのですが、いいですか?」

*2「ええ、構いませんわ」

貴方「ありがとうございます。それではさっそくなのですが」

貴方「私と眼鏡さんの噂の話なのですが」

三人の笑顔が凍りついた。なかなか、眼鏡の形相も効いて、事態を把握したらしい。

*3「ええとそれはあれは」

*2「文化活動と言うかその一環と言うか」

*1「ほら、人って好奇心旺盛ではないですか。ですから」

貴方「眼鏡さん落ち着いて。……そうですか、これでも私、怒っているんです」

貴方「後悔しているんですよ、あなたたちから逃げてしまった事を。あの時、胸を張って、友達だと言えなかった事を」

貴方「ねえ、あの下校の写真は、私がその事について眼鏡さんに謝っている時の写真ですよね」

貴方「その後悔さえも食い物にしてしまうようなやり方が、どうにも……気に入らなくて」

貴方「……ねえ、冤罪って、許される事ではないですよね?」

貴方はにっこりと、微笑む。

*3「そ、そのとおりです」

貴方「そうですよね。だから、私は真実を知りたいのです。誰が悪くて、誰が悪くないのか」

*2「とても素晴らしい事だと思います……」

貴方「正直に……話してくれますか?」

*1「すみませんでした」

三人は一斉に、深々と頭を下げて詫びた。
ここまでするつもりは無かったのだが……とにもかくにも、話を聞けるらしい。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/394.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice