過去ログ - システムさん「安価で女装ギャルゲー風SS」part3
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576: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/08/16(木) 23:46:09.88 ID:ZDUj1Dci0
写真部部員1「真っ直ぐ向いて、真っ直ぐ、そうそれ、それです!」

と言われ、貴方はポーズをとる。

写真部部員2「駄目よ、恐怖に怯えなさい、それよ、ああ、美しい……」

と言われ、貴方は表情を作る。

写真部部員3「や、あ、すごい。崩れた顔、最高! もっと疲れた顔して、いい、いい!」

と言われ、しかしこればかりはどうしようも無いので貴方は流れに任せる。

……写真家、と言うのは、芸術家の一派ではあるのは知っている。
しかし、誰も彼もがこんな変人ばかりではない……と思いたい。
まして、撮影にエクスタシーを感じるなんて、あり得ない。大丈夫なのか、この学院の生徒。

そんな事を考えつつ、逆らえる訳も無い貴方は、ただただ要求と無慈悲なシャッター音を浴びせられ約一時間。
ようやく、部員たちはカメラをしまった。誰もが、嬉しそうな、時に恍惚とした表情だった。
石造のような不動を求められた貴方は、全身の硬直を感じた。表情を作り続けた顔が痛い。

なのに、まだ終わりではないのだ。
恐ろしい事に、写真部部長は、一度としてシャッターを切っていない。

これから、彼女の独壇場がはじまるのだ。

写真部部長「――さん。今回の私のテーマは、「疲労」と「従順」なんです。お願い、しますね?」

疲労と従順? そんな事を言われても、どうしたらいいのか、分かるはずも無い。

貴方は

1、自由行動
2、力無く項垂れてみる
3、無気力に倒れてみる
4、逆にぴしっとしてみる

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