過去ログ - システムさん「安価で女装ギャルゲー風SS」part3
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797: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/08/21(火) 00:06:49.26 ID:kEs+9UrU0
そんな事を言い合い続けて一分余り。貴方の駄々に、眼鏡は遂に折れる。

眼鏡「なんで私まで……」

未だぶつぶつ言いながら、眼鏡は本体に曲を送信する。

テレビに表示されたのは……貴方も眼鏡も生まれていない世代の歌。
イントロは穏やかで、画面に表示されるミニドラマも、なんだか寂しげ。まあ、それは判断材料にはなり得ないのだが。

眼鏡はマイクを構え、歌い始める。

上手かった。貴方とは別の次元の上手さだった。
その歌声は、眼鏡の喉から出たとは思えないくらいクリアな声で。
籠められた感情は、眼鏡の喉から出たとは思えないくらいリアルで。

その歌は、夢を追う男の姿を歌詞にしていた。
一体どんな趣味なのかはさておき、眼鏡の歌は、上手かった。

歌い終わり、眼鏡は満足そうな顔をして、貴方を見て、画面を見る。
そして貴方は、本題を思い出す。そう、大事なのは点数なのだ。

貴方だって次元は違えど同じく上手かった、だと言うのにあの点数。ならば、眼鏡にも同じ道を歩んでもらわなければ困る。

ドラムロールの終わりと共に表示された点数は

直後のレスのコンマで判定。
コンマがそのまま点数になる。00は100。50以下の場合、50＋下一桁が点数。

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