過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/08/23(木) 16:49:38.77 ID:v9AZYt+A0
九月一日。
科学世界と魔術世界に戦争を起こす為、学園都市に侵入を強行した一人の魔術師が居た。
シェリー・クロムウェル。
インデックスと同じく『必要悪の教会』にその身を置く女性の魔術師だ。
彼女が日本の学園都市でとんでもない火種を撒き散らしている事を知っていて尚、フィアンマは何と思わない。
むしろ、戦争を起こす土台を作ってくれた方が、彼にとっては都合が良い。
ローマ正教が指針としている『世界の管理と運営』の点と彼の立場から考えれば気に病まないというのは問題なのだが。
ここで気にせず自分の目的を一番に考えるからこそ、彼は不気味だと、歪んでいるのだと評価を受けるのだろう。
どのような評価を受けようと、彼の思いが変わる事は無く。
二人は現在、呑気にも動物園へとやってきていた。
兎やモルモットと触れ合える広場には思いの他人は少なく、インデックスとフィアンマはベンチに並んで腰掛けていた。
インデックスの膝上には黒い兎が丸まっており、ふるふると震えている。
怯えているのか肌寒いのかいまいち判断はつかない。
そっと兎の背中を撫で、インデックスはのんびりとフィアンマを見上げた。
猫に限らず動物に好かれやすい彼は、兎に囲まれている。
インデックス「…暑くないの?」
フィアンマ「いや、暑い」
インデックス「触ってもいないのにものすごく懐かれてるかも」
フィアンマ「偶然だろう」
インデックス「動物は頭が良いからね。きっと、ミハイルの優しさに寄ってきたんだよ」
インデックス(寂しがり屋さんのところにも来るって言うけど、どうなのかな…)
フィアンマ「……」
自分は気まぐれであって優しくはない。
そう思っているフィアンマは、インデックスの言葉に困惑する。
インデックスは機嫌よく兎を撫でて愛でた。
フィアンマ「兎が好きなのか」
インデックス「うん、好きかも」
かも、と付けるのは癖である事を知っているため、フィアンマは曖昧な表現に指摘しない。
足元で丸まっている白いウサギを抱き上げ、彼は問いかける。
フィアンマ「答える必要は無いが。理由はあるのか? 見目の良さか」
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