過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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164: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/26(日) 16:46:21.43 ID:g1KwOy6g0

インデックス「狼が見たいかも」

フィアンマ「そういえば展示していたか」

インデックスの要望に従う形で、フィアンマは彼女の手を引きながら歩く。
向かう先は絶滅危惧種ばかりの狼の赤ん坊を育てている場所だ。
何重もの檻とガラス越しだが、その愛らしい様を見る事が出来る。

インデックス「すやすや眠ってるんだよ…可愛い」

フィアンマ「……」

すやすやと眠る狼の子を見つめ、インデックスは目元を和ませる。
この歳で母性が備わっているのか、はたまた小さいモノ好きなのかは不明。

インデックス「……うん、満足したんだよ。行こっ!」

フィアンマ「そうか」

こしょこしょ声で話しているのは、狼の赤ん坊が起きないようにとの配慮。
どうせ大声を出してもあちらには聞こえないのに無駄な努力だ、とフィアンマは思う。
そしてそんな冷めた考えしか出来ない自分の感性を、内心、鼻で笑った。



ファミリーレストランは意外にもあまり混み合っていなかった。
運が良い、と思いながら、フィアンマはインデックスの前にメニューを置く。
自分は空腹を強く感じない性質の為、特に何か選ぼうとは思わない。

フィアンマ「…他に行きたい場所はあるのか。水族館、動物園、遊園地、テーマパークと行ったが」

自分はいつか彼女と別れ、二度と会えなくなる。
その前にせめて沢山楽しい思いをさせてあげよう、とフィアンマは決めた。

インデックス「うーん…>>166


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