過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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172: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/27(月) 21:27:46.34 ID:AfMWisYj0

インデックス「ミハイルー!」

着替え終わったらしいインデックスはプールまで来ると、フィアンマに近寄った。
俗に言うスクール水着タイプの白い水着。
濡れてもあまり透けない二重構造の為、着用していると少々暑いのが難点だ。
髪は纏めてきたらしく、尚且つ頑張ったのか、ポニーテール。歩く度に揺れた。

インデックス「…に…似合ってる、かな…?」

おずおず、と問いかけ、インデックスは照れ混じりにフィアンマの表情を窺う。
フィアンマは見たままの感想を簡潔に伝えた。

フィアンマ「…よく似合っているんじゃないか?」

インデックス「そ、そうかな。ありがとうっ!」

実際、幼児体型と呼称すべきインデックスの華奢な体躯に、その水着はよく似合っていた。
インデックスは初めてのプールに目を輝かせ、さてどこから回ろうかと一生懸命考えている。

インデックス「すごく高いかも」

インデックスが怖々指差したのはフリーフォールスライダー。
高さは23m。
その高さから見下ろすと着水面が見えないほど垂直な60度の傾斜度で急降下し、直線コースを一気に滑りきる。
身長制限は140cmなので、インデックスは何問題なくセーフだった。フィアンマは言わずもがな。

フィアンマ「あれにするか」

インデックス「えぇっ!?」

言ってみただけなのに、と涙目になりながらもフィアンマに手を引かれて移動するインデックス。
ちなみにこのスライダーは二人で滑るもの。幸いにも二人乗りだ。

インデックス「う…」

フィアンマ「怖いのか?」

インデックス「怖いに決まってるかも。…は、離れないでね」

怯え気味なインデックスの頭を撫でてやり、フィアンマは頷く。




―――結果としては。吊り橋効果でまた少し…インデックスの心がフィアンマの方へ傾いたのだった。


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