過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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269: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/09/01(土) 16:14:42.40 ID:Bs5hkeWU0

右方のフィアンマは、ロシア国内にある基地へと帰ってきた。

フィアンマ「そう怯えるなよ、ニコライ」

本の形の通信用霊装から、言葉が返ってくる。

ニコライ『お前が始めた戦争だぞ』

フィアンマ「正確には、俺様が提案をした戦争だ。公式な引き金はお前達が引いたんじゃなかったか?」

ごちゃごちゃと喚く声に辟易しながら、フィアンマは肩を竦める。

フィアンマ「…だから、怯えるなと言っているんだがな」

策が無いのならこれまで、だとか。
自分の起こした戦争に自分なりの決着をつける、だとか。
これからが始まりだというのに、この男は本当に弱い。
くすくすと笑い、フィアンマは語りかける。

フィアンマ「悲観的だな。総大主教の陰でこっそり戦争の準備を進めていたお前も、その場合はロシア成教から追われる立場になるだろうに。…もしもの話をしようか。もしも、俺様の

手に一瞬で逆転する程の隠し玉があるとしたら?」

ニコライ『核兵器でも手に入れたか? 生憎と、ロシアにはごまんとあるぞ』

核兵器について早口で、嘲るような口調で語るニコライ。
そんな壮年の男に対し、フィアンマは囁くように言った。

フィアンマ「大天使『神の力』」

ニコライ『ッ!?』



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