過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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318: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/09/01(土) 23:51:38.29 ID:rLm5G6GP0

その頃、同じイタリア国内のとあるアパートメントで。
右方のフィアンマは、天井を見上げていた。
どことなく身体の調子が悪い。
いや、空腹が最高潮に達しているせいで吐き気がするのか。
どちらにせよ。

フィアンマ「…生き残ってしまった、か」

誰が助けたのかは知らないが、勝手な事をしてくれたものだ。
どうせ生き延びたところで、魔術サイドから追われる事は間違いないのに。

フィアンマ「……、…」

上条は無事助かっただろうか。
インデックスに戦火は及んでいないだろうか。
そんな事を心配していると、不意に枕元に丸まっていた毛玉のようなものに気がついた。
手を伸ばして触ってみると、あたたかい。
しっかり見て確認してみる。どうやら猫だったようだ。
白い猫は丸まった状態ですやすやと眠っている。
もふり、とした手触りは触っていて心地が良い。
のろのろと起き上がり、ベッドに座ったフィアンマは、ぼんやりとしていた。
不意に部屋のドアが開き、入ってきた人物と目が合った。
金の髪に、明るい緑の瞳。
全体的に淡い配色の青年の瞳にインデックスを思い出しながら、フィアンマは問いかけた。

フィアンマ「…お前が、…」

けほ、と一度咳き込み。
目の前の人物が苦笑しながら差し出してきた水を飲み(毒であったならばむしろ大歓迎だ)、喉の渇きを潤したところで再度問いかける。

フィアンマ「…お前が、俺様を助けたのか」

オッレルス「あぁ。…私の事はオッレルスで良い」

フィアンマ「…何の為に俺様を助けた。メリットはほぼ皆無な上、デメリットは大きい筈だが」

オッレルス「>>320



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