過去ログ - インデックス「フィアンマに、安価で恩返しするんだよ」
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338: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/09/02(日) 22:00:48.91 ID:QEYVougJ0

神裂「はい。…フィアンマ……『神の如き者』を司る彼の居場所が判明しました。彼は、生きています」

インデックス「…!!」

安堵に目を輝かせるインデックス。
しかし、ふとその表情を曇らせた。
生きているのなら、どうして連絡がないのか。

インデックス「…ミハイルは、入院してる、の?」

神裂「…いえ。とある人物と住居を共にしているようです」

インデックス「……、…」

きっと大怪我をしているんだ。
だから、その人が世話をしてあげているに違いない。
彼が自分を見捨てるなんて、そんな事無い。

自分に言い聞かせるように考える度、インデックスの表情は鬱々としたものに変化していく。
神裂は、インデックスに優しく話しかけた。

神裂「…同じイタリア国内です。…会いに、行きませんか?」

インデックス「…かおりは、ミハイルの事、敵視してないの…?」

神裂「本来は恨むべきなのかもしれませんが、…私にとっても、彼は恩人ですから」

インデックス「会いに行って、迷惑じゃないかな」

神裂「私はともかく、彼はきっと、恐らく貴女に会いたがっていると思いますよ」

インデックスはしばらく黙った後、髪留めを自分の髪に着けた。
帰って来られない理由があるのなら、それを知りたい。
彼が生きていると知った今、会いたいという気持ちは抑えられるはずもなく。
彼女は、神裂と一緒に、フィアンマの居場所へと向かうのだった。



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