過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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燈可奈弁X
◆WxhrC2Qhtw
[saga]
2012/09/02(日) 02:32:11.10 ID:3FHGFNhP0
>>105
「景気づけよ。ウォッカにホワイトキュラソー、ライムジュース。
朴念仁の癖にやたら切れ者。そんなの相手に高等数学はループになるだけ。
ブレイクスルーは真正面からぶち破るしかないって事」
「ここでは、幾多の強者がここで盤石と言われた数学の壁を突破して来た」
アイシャが、両手持ちしたグラスにぐっと口を付けた。
「そう。あなたもその一人。諦めが悪いからこそここに来た。
たまには思い知らせてやらないとね。数学者はロマンチスト、女はリアリストって事を」
× ×
「そう、余りに近づきすぎた頃には本当に身近な、私達以外には隠していたけど、
客観的に見たらあれはもう同棲。その内実は助手であり家政婦であり最も身近な学友。
燈馬は心から感謝していた。それ以上でもそれ以下でもない。アイシャもそれで満足してた。
私も、アイシャにはかなりきつい事言ったけど、「自分が好きでやってる事だから」って聞かなかった。
ロキもね、あの頃の想の研究、心身の負担を考えると差し伸べられた手に甘えるのも仕方がない。
アイシャもその重さを知っているからこそ、引き込まれたんだろう、とも言ってた。
燈馬と一緒に歴史の瞬間を、そして最も美しいものを見たい。
その言葉に嘘は無かったと思う。だけど、隠せる訳なんてない、特に女同士で」
× ×
「ロキ、いらっしゃい」
「よう」
「禁煙ですよ」
「ああ、分かってるよ」
想の家の玄関でロキを出迎え、アイシャは葉巻を横ぐわえにしたロキと言葉を交わす。
「すっかりメイド様が板について、結構けっこう」
とは言うが、言葉のトゲは禁じ得ない。
アキバコトバとしてのメイドと言うニュアンスを用いているの分かる。
色々と言いたい事もあるだろうし、
特にロキがエバのプロジェクトに専念するまでは想との関係でかなりきつい事を言われた事もある。
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