過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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109:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/09/02(日) 02:41:51.39 ID:3FHGFNhP0
>>108

アイシャが伏せていた顔を上げ、大きく目を見開いた。

「アイシャ、今まで、今までありがとう。心から感謝してる」

アイシャの小柄な体を抱きすくめ、想は穏やかな口調で言った。

「あんなに一生懸命、改めて分かったそれがどんなに、それなのに、
不滅の名前、歴史を、見せてあげられなかった。報いる事が出来なかった。
一番美しいものを、アイシャに見せてあげられなかった。本当に、ごめん」
「私…好きで、して来た事だから」

想の語尾が、絞り出す様になっている。数学オタク一直線に突き進んで来たアイシャは、
こういう事に長けていると言う日本のコミックを幾つもインプットしていた。
確か、双子と幼馴染みの話だったか、
打ちのめされた男の子、優しい女の子がすべき事、方程式に代入して得られる解は。
アイシャの腕に、助手を超える力が込められる。

今回はここまでです。続きは折を見て。


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