過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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116:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/09/03(月) 03:47:45.13 ID:qhQB4KkO0
>>115

「無論、配慮します」

草薙が辛うじて官僚答弁を口にする。
これが剣道だったら打ち込まれる、やられた。と言う所まで行く。そんな可奈の目だった。
その時、取調室のドアが開いた。

「水原可奈さんですね。草薙の上司で葛城と言います」
「水原です」
「ご協力有り難うございました。被害者の周辺人物に対する一通りの確認作業だったのですが、
部下が些か熱心に過ぎたらしく、不愉快な思いをさせてしまいました」

「いえ、そういう事は父の仕事で分かっていましたから」
「そうですか。今日の所は」
「言いたい事は言わせていただきました。ご理解いただけて助かります」
「それでは、今日の所はこれで、ご協力感謝します」

草薙と内海が唖然とする前で、葛城が可奈をエスコートした。

 ×     ×

部下に何も言わせず姿を消した葛城が再び戻って来たのは夕方過ぎの事だった。

「どういう事ですかっ!?」

流石に、草薙も声を荒げる。隣の内海も同じ思いだが、
流石に警視庁本部の管理職相手では後がまずい。

「水原可奈の脅しを真に受けたんですか?」
「脅しじゃない」
「え?」

葛城の説明に、草薙は息を呑む。


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