過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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120:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/09/06(木) 04:14:33.37 ID:EZgLHkXD0
>>119

「じゃあなんなのよ?」
「恐らく僕です」
「燈馬君?」

「ええ。自分で言うのもなんですが、水原さんも知っての通り、
今まで生きて来て色々とややこしいコネに磨きが掛かっていると言うのが現状でして。
それが刑事事件に巻き込まれた、と言う事でその中の誰かが状況を把握するために南空ナオミを動かした。
そう考えるのが自然です」

「そう…」
「すいません、妙なものを呼び込んで」
「燈馬君が謝る筋合いなんて一つもない」

「分かりました。どっちにしても大丈夫。水原さんに迷惑がかかる様な事は決してありませんから。
湯川さんにしても南空ナオミにしても、水原さんは普段通りにしていて下さい。それが最大の防御です」
「うん、分かった」
「じゃあ、お休みなさい」
「お休み、燈馬君」

 ×     ×

「いらっしゃいませー」

朝、元気のいい挨拶を聞き、想はすたすたとカウンターに近づく。

「おはようございます」
「はい、お早うございます」

可奈は、一見営業スマイルでにっこり微笑み挨拶を返す。

「お任せ一つ」
「はい。お任せはいりまーす」

いつも通り、想は弁当を購入して店を後にする。

「いらっしゃいませー」
「やあ」

そんな想に少し遅れて、やはり見知った顔が可奈の前に姿を現した。


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