過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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143:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/09/13(木) 01:24:00.21 ID:xoaMC/Wa0
それでは今回の投下、入ります。

>>141

 ×     ×

「これがニュートラルポジション、
ジャンプ中の基本姿勢になります」

週末土曜日、スカイダイビング教室に参加した湯川学は、快晴の空の下ボードの上に腹ばいに乗っていた。

「もうちょっと体を反らして、はい、いい感じですね」

インストラクターの指示通り、湯川はより一層スルメの様に胴体から手足を反らす。

「他の人もやってみて下さい」

 ×     ×

「マンハッタン、バーボンとオリーブで」
「やあ」

夜、想がホテルのラウンジバーで注文を告げた所で、
背後から湯川が声を掛けた。

「湯川さん」
「ここに入るのが見えたものでね。僕もバーボン、ロックで」

湯川が横に倒した指を示しながら想の隣に座る。

 ×     ×

クリスマス前に賑わう街中で、
可奈は小走りでケーキ屋の喫茶コーナーのテーブル席を訪れた。

「ごめんね、急に連絡して」
「いえ」

席に就いた可奈の前で、工藤は一通の白い封筒を取り出した。


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