過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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:
燈可奈弁X
◆WxhrC2Qhtw
[saga]
2012/10/11(木) 22:50:14.66 ID:7fJDHbYL0
>>211
「あの」
「はい」
「あの…色々と、有り難うございました」
「どういたしまして」
想は、あくまで優しく微笑み小さく頭を下げる。
温かな人だと、美里は心からそう思った。
「美里さん」
「はい」
「ちょっと、頼まれてくれませんか?」
「え?」
「この先に小さな公園があります。そこの迷路、穴に出たり入ったりするあれ、
その迷路の中の天井に茶封筒が張り付けてあります。
それをお家に持って帰って水原さん…」
「はい」
「ああ、お母さんに渡して下さい」
「えーと…はい、分かりました」
返答しながら、美里はくすっと笑った。
「それじゃあ、すいませんが僕はもう少し用事がありますので」
「分かりました、燈馬さん」
「では」
あくまで優しい微笑みと共に、想は駆け出して近くの曲がり角に消えていった。
× ×
「美里ー、開けてー」
夜、ドアの向こうから聞こえる声に従い、美里は目を丸くした。
「ただ今ーっ」
入って来るや、可奈は大入りのエコバックをドサドサと床に置く。
「どうしたの、それ?」
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