過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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222:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/10/19(金) 14:50:29.53 ID:uJWzfwxa0
>>221

「湯川先生ですか?」
「ああ、あいつも気になってたらしい」
「水原可奈の自宅台所ですね」

「エヴァン・ウィリアムス。封も切っちゃいなかった。
湯川が知る限りでも、大概ウィスキーって言ったらバーボンをやってたらしい。どう見る?」
「そのまま考えると燈馬想が自首する事を知らずに用意した」
「つまり、普通に考えなきゃ」
「そう思わせるために用意した」

 ×     ×

警察署を出た所で、可奈は自分の携帯を確認して自宅に電話を掛けた。

「もしもし、美里、戻ってた?」
「うん、それで…」

 ×     ×

「ただ今っ!」
「お帰り、おかあさん」
「お帰りなさい、待たせてもらったわ」

ダイニングテーブルに着いていた江成姫子が立ち上がり、可奈を迎えた。
自宅の留守電に姫子からのメッセージがあったため、
美里が母親にその事を伝えて可奈が姫子の携帯に電話を入れて美里にも姫子を迎える様に伝えていた。
そして、可奈と姫子は改めてテーブルに着席して向かい合う。

「久しぶりね」
「久しぶり。燈馬君の弁護人をしてるって?」
「ええ。出頭直前に燈馬想本人から依頼が入りました。
それで色々聞かせてもらいたいんですけど、いいですね」

姫子の言葉に、可奈は頷いた。

最初の話し合いで姫子が把握したのは、
可奈が警察で聞いた事と姫子が把握して今話す事が出来る事に大きな相違は無いと言う事だった。

「じゃあ、現物は押収されたのね?」

デジカメの写真を手にして姫子が言った。


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