過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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227:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/10/25(木) 15:48:53.24 ID:/rFIaedz0
>>226

「あの、まさかそれで?」
「んー、一応確認してね、つー訳であれが私ん家、よろしくねお隣さん。
蕎麦はこれから打つトコだから」
「は、はあ…」

そう言われた想は、まだ現実が認識し切れない。
それ程までに渇望しだからこそそんな都合のいい話が、と言うフィルターがかかる。

「あ、美里?この人燈馬想さん、私の高校のクラスメイト。
15であっちの大学卒業したアメリカの天才飛び級野郎でさ、
挨拶代わりに抱き付くの習慣になっちゃってねー」

可奈に声を掛けられ、その背後で唖然としていた美里がぺこりと頭を下げる。

「この娘が娘の美里」

そう言いながら、可奈は想にチラシを渡す。

「これ、私の弁当屋、近日開店だから是非寄ってって。
コブ付きのバツイチシングルやっぱり大変でさ、
燈馬君も色々あるかも知れないけど、まあお隣同志よろしく頼むわ」
「は、はい」

状況認識が今ひとつ追い付いていなかった想だったが、
それはあちらも同じらしい。あちらとは可奈の事ではない、
その斜め後ろで小さくなっている美里を目にして、想の口にくすっと笑みが浮かぶ。

「燈馬想です。よろしく、美里さん」
「水原美里です、よろしくお願いします」


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