過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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305:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/12/17(月) 22:53:15.72 ID:J1J7jJSn0
>>304

怖かった。
遠くに、果てしない霧の向こうに行ったまま、二度と戻って来ないのではないか
永遠に喪ってしまうのではないか、その事が心の底から怖かった。
だからつなぎ止めたかった。
何もかも、あの時は意思さえもねじ伏せてこちら側につなぎ止めておきたかった
何としても、どんな手を使ってでも
だから

死ぬほど後悔した。

誠意や義務感、そんなもので選んでもらうなんて真っ平
今更都合のいい格好を付けた言い分。だけど、そうじゃないと耐えられない。
だから送り出した。
負ける筈がない。何であれこの世に解けない謎なんてある筈がない。
ここに戻って来る、それが正しい答えなんだと信じて。

エバの唇が僅かに動く

「…Q.E.D.証明、終了…」
「エバ!」
「はいっ!」

燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
−了−?
おまけあり


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