過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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99:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/09/02(日) 02:13:26.42 ID:3FHGFNhP0
それでは今回の投下、入ります。

>>98

 ×     ×

何とも、微妙な空気と空気の間をエバは歩いていた。
つい先ほどまで想を交えたちょっとした研究検討会兼ティータイムだったのだが、
廊下を行くエバの周囲で一人はにこにこ上機嫌でキラキラ輝いていて、
もう一人は実に重苦しく不機嫌のオーラをまとっている。

「アイシャ」
「はい」
「お前、燈馬の事、どう思ってる」
「ロキ」

エバが小声で止めようとするがロキが聞く気配は無い。

「ロキの言った通りです」

アイシャが答えた。

「今の私じゃとても適わない。まだまだ精進しないと、上には上がいるんですね」
「そうじゃねぇっ」

アイシャには見せた事の無い苛立ちに、アイシャも一瞬たじろぐが
彼女の目はロキをしっかり見据えていた。

「男として、燈馬の事をどう思ってる。そう聞いてるんだ」
「男として、ですか?いい人だと思います。
学問的にも人格的にも、学問的には優れた才能と努力と、人格的には円満でちょっと天真爛漫な」
「で、お前は女としてあいつの事、どう思ってる?」

「どう、と言うのは?」
「聞いてるのは俺だ、けど答えなくてもいい分かってるからな。
それなら、あいつとお前のダチとして、俺はやめておけと言わざるを得ない」
「どうしてですか?」


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