196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/12(金) 01:48:54.76 ID:dZ8Oxa7G0
その0 はじまりのはなし
(時期的には冒頭の遭難前。矛盾があってもこまけえこたぁ(ry )
わたし「遺跡調査? またですか?」
おじいさん「違う、隕石だ。隕石調査」
わたし「隕石? 隕石って宇宙から落ちてくるあれですよね?
それって調停官の仕事なんですか?」
おじいさん「そもそも隕石を調査をするような専門機関なんぞ世界に残っておらん。
ただでさえ国連公務員は人手不足なんだ」
楠の里からそう遠くもない場所に隕石が落ちたのは数日前のことでした。
実は里でも流れ星が落ちて来たと結構話題になっていました。
その落ちてきた隕石が何百年に一回と言うレベルの大きさだったらしく、
国連総会議にてその話題があがり、調査すべきであるという結論になったそうです。
とはいうものの、
どの機関も調査に人員をさく余裕は無く、そもそも調査っていったって何をするのか。
隕石のサンプルくらいは回収できるでしょうけど、
分析技術をもった人間はとうの昔に絶滅してしまっててどうにもならない。
しかし一度会議で決定した以上調査はしない訳にはいかず
形だけの調査を何処がやるのかって話で散々たらい回しにされたあげく、
最終的に現場の近くの調停官にその任が回って来た、
……という顛末らしいです。
なんとも迷惑な話で。
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