33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/28(火) 22:02:33.31 ID:OWMyB8jR0
これは後で判明したことなんですが、
この上にも下にもどうにもならない事態はどうやら、
わたしが体内の妖精さんに話しかけてしまったことに原因があったようなのです。
あのあと余計な欲を出さずに黙って大人しくしていればマニュアルにどおりに
休眠状態にあった妖精さんが消化器官をスムーズに通過して
私の身体から出て行ってくれたのでしょう。
この時点でもう手遅れでしたが。
『おかしたべるです』
わたし「だからそのためには出てこないと……あ、つまりわたしに食べろと?」
『おいしいはいっしょにかんじるです』
よく判りませんが、どうやら妖精さんは胃と腸の中間に居坐っているわけではなく、
いい感じにわたしの身体と同化して感覚を共有しているみたいです。
そして消化器官経由で出てくるためにはそこで実体化せねばならず、
その過程で胃液やらなんやら美味しくない目にあわなけらばならないと?
いや、それなら実体化する場所をもっと口の近くにするとか出来ないかとも思いましたが、
その辺はよく判りません。よく判らないのが妖精さんなんですよね……。
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