7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 02:14:39.55 ID:q/ehUOle0
妖精さん「さあぐいっとひといきに」
わたし「えーと、そのまえに、つまり妖精さん可視範囲におよぶ1fの領域を
わたしの身体に集中させるってことですよね?」
妖精さん「ざっつらいっ。そのとおり〜」
なにやら得意げです。
わたし「それなら別に口から入れなくてもいいのでは?」
さっきも述べた通り妖精さんは地上のあらゆる物質にするりと影のようにとけ込めるという性質があります。
実体があるんだかないんだかよく判らない性質です。
そしてとけ込まれた物質は人類の予想からかなり外れた変質を遂げ、
そこで巻き起こった様々なトラブルは現人類と旧人類の間を取り持つ調停官であるわたしに
ことごとく降り掛かってくるわけですが。
妖精さん「にんげんさんにはいりぐちからしかはいれませぬ」
わたし「いりぐちとな?」
妖精さん「せいぶつはいりぐちとでぐちがきまっているです」
わたし「ああ、つまり口から食べて……(てんてんてん)ということですか」
無機物なら何処からでもとけ込めるけど、口を持った生き物は口から入るしかないと言いたいようです。
わたし「あのー、大幅に譲歩して口に入れるとして、噛み砕かなきゃ駄目ですか?」
妖精さん「よくかんだほうがきゅうしゅうがよいです」
わたし「うわー」
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