過去ログ - 岡部「……俺が、ラウンダーじゃない?」
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◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:23:13.73 ID:svQSZ32v0
岡部「面倒な事……? は、間違ってないな。確かにとんでもなく面倒な事をしてしまった」
岡部「(自業自得とはいえ、これは骨が折れる)」
紅莉栖「岡部……、まさかと思うけど、あんた未来からタイムリープしてきたの?」
以下略
84
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◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:24:43.80 ID:svQSZ32v0
岡部「残念だが、お前の考えているようなことは起きていない。タイムリープをしてきた記憶はないからな」
紅莉栖「じゃあ、何よ。その変貌っぷりは」
岡部「何がだ? 変わったか? 俺は」
以下略
85
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:25:29.93 ID:svQSZ32v0
岡部「(会話をしていて気味が悪いな。牧瀬が、まるで存在しないもう一人の俺に話しかけているような、訳の分からない嫌悪感)」
岡部「(もといた世界に戻るならば、俺はここで、今さっき確かに存在していた岡部倫太郎を知る)」
岡部「(そうして、原因が解明したのならば、すぐにこの世界とはおさらばだ)」
以下略
86
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:26:31.19 ID:svQSZ32v0
岡部「……」
岡部「(……俺は、また裏切るのか)」
紅莉栖「明日からは、しゃんとしなさいよ? まゆりも橋田も一応、あんたのことを心配してるから」
以下略
87
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:27:21.80 ID:svQSZ32v0
岡部「牧瀬。悪いが、お茶をもう一杯」
紅莉栖「オーケー……って、何よそれ」
岡部「? 牧瀬?」
以下略
88
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:28:12.24 ID:svQSZ32v0
岡部「い、今までこう呼んではなかったのか?」
紅莉栖「……あんた、本当に暑さで頭やられた?」
岡部「……く、紅莉栖?」
以下略
89
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:29:18.41 ID:svQSZ32v0
岡部「(っと……、またどうでもいい事を考えていた。今は名前云々ではなく、やるべきことがある)」
岡部「……」ピッ
岡部「(もし、俺の嫌な予感が当たらなければ、電話帳にM4の電話番号があるはず)」
以下略
90
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:30:03.01 ID:svQSZ32v0
岡部「知った事か。今はお前と雑談しているほど余裕はない。いいから携帯を返せ」
紅莉栖「はあ? 上から目線なのは相変わらずだけど、その態度、なんか気に食わない」
岡部「………」
以下略
91
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:30:46.52 ID:svQSZ32v0
紅莉栖「………」
岡部「分かったなら返せ」パシ
岡部「(アドレス帳……)」ピ、ピッピ
以下略
92
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:31:37.48 ID:svQSZ32v0
紅莉栖「いや、だから。今あんた、私のこと……」
岡部「いや、誰もお前の名など呼んでいない」
紅莉栖「言ったじゃない。助手って」
以下略
93
:
◆Whc/JdNwwk
[saga]
2012/08/11(土) 19:32:54.11 ID:svQSZ32v0
岡部「というより助手とは一体何の事だ? 俺の助手、にでもなりたいのか?」
紅莉栖「だ、誰がなるかっ! あんたが勝手に私の事を助手にしたんでしょ!」
岡部「(……。仮にもこの世界にさっきまで存在していた岡部倫太郎は、性格が違えども俺だ。この世界の俺は一体何をしていたんだ?)」
以下略
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