10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/11(土) 04:17:39.46 ID:T8SVpnRDo
女がそう言ったのでプロデューサーは少し鼻を高くして自分の事務所のアイドルに関して話を始めました。
もちろん11人のアイドルのことだけではなくプロデューサーの律子のことや事務員の小鳥のこと、
自分を強引にスカウトしてきた社長のこともひっくるめて、
自身の体験してきたことをできるだけかいつまんで話しました。
女は彼の話に相槌を打ったりしながら
楽しそうに彼の話を聞いていました。
「こんな感じかな。でも、もう戻れないのか……」
「気を落とさないでください。
きっとその子たちも幸せだったはずです」
「……そうだな。そうでも思わないとやってられないよ」
彼は苦笑いを浮かべながら続けました。
P「でも、自分が死ぬ直前の記憶がいまいちないんだ。
だから彼女たちが悲しんでいたかどうかも分からない。
君はなんで自分が死んだか覚えてる?」
そう聞くと女は黙ってしまいました。
これはまずいことを聞いてしまったのかもしれない。
彼はあわてて謝罪をすることにしました。
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