36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/11(土) 04:43:11.21 ID:T8SVpnRDo
「さて、お喋りは終わりにしてこれからのことを考えよう」
「今すぐ、でなくともよいのではないですか?」
「それもそうだけど、ここには君と俺だけだ。
それじゃできることが限られてくるだろう?」
「では、契りでもかわしましょうか?」
「……悪くはない提案だけど、まだ早いかな」
「それは残念です」
「君は俺のことをよく知っているみたいだけど
残念なことに、俺は君のことを知らないからね」
「そうですね。
貴方が私を知らないのもまた運命なのかもしれません」
女は少しさびしそうに言うとゆっくりと立ち上がります。
そして、座ったままのプロデューサーの手をつかんで言い放ちました。
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