過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲー主人公……」 怜「ないわー」 透華「ちょ!?」
1- 20
419: ◆GP6NrAnYZ2[saga]
2012/08/15(水) 04:24:16.68 ID:SmkNDyKno
京太郎「あ、園城寺さん、水飲みますか?」

怜「へ? あ、はい、貰います……」

京太郎「(敬語……?)はい、どーぞ。あんまり冷たくなくてすみませんね」

 備えあれば憂いなしか。肩に提げていた鞄の中から、散歩に出る前にホテルの売店で購入しておいた水のペットボトルを取り出して渡す。
 半ば呆然としながらキャップを捻り、ペットボトルの中身で喉を潤して人心地ついたところで、怜が感心した風に言った。

怜「なんちゅうか、京ちゃん見た目と違うてマメなんな」

京太郎「その言い方だとパッと見、俺ってダメそうな奴じゃないですか?」

怜「そ、そーいうわけちゃうけど……こー、金髪でノリも軽いし、なあ?」

京太郎「そこで同意求められても頷けねーッスよ」

怜「アハハ」

 しかめっ面で返す京太郎に笑った後、ハタと気付く。

怜「あ、えっーと、京ちゃん飲みもん……」

京太郎「えー? ああ、俺は別にいいです。山頂までいけば自販機ぐらいあるでしょうし」

怜「え、でも――」

 よくよく考えれば、これだって京太郎が自分で飲むために用意したもの。

怜(さすがに悪いでな……)

 既に口を付けてしまったペットボトルを見つめて考える。
 このまま独り占めしてしまってもよいものか――――悩む。

1・み……水……(おもむろに飲み干す)

2・――――いやいや、さすがにそれは……。

安価>>423


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/285.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice