過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲー主人公……」 怜「ないわー」 透華「ちょ!?」
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◆GP6NrAnYZ2
[saga]
2012/08/15(水) 15:55:14.45 ID:8aWMeA1+0
>>449
あなたがエスパーか。
続き投下。携帯だから改行とか失敗してるかもだけど。
さあ、永劫回帰(ちゃぶ台返し)の時間だ。
結論から言おう。
怜の体力がもたなかった。
底をついたのだ、empty、ガス欠ったのだ。
怜「グスッ、京ちゃん……ごめん、これについてはもう、ほんまごめん……」
京太郎「ハ、ハハハ、ぐぉっ、ぐにぬ……しょおーがない、ですよぉ……!」
怜「うぅ、穴があったら入りたいてこのことやな……。ちゅうか、穴掘って埋まりたいわ、自分」
あれを例えるなら顎にイイモノを貰ったボクサーが、膝から綺麗に崩れ落ちる姿、というのが相応しかろう。
大方の予想していた通り、山頂まであと五分もあればという距離で、ぷつりと操り糸の切れた人形のようにへたり込んだ怜を前に、京太郎が選んだ最終手段。
京太郎「うぬぬぐぁ、ぶるぅぅあぁ……!」
いかに小柄で全体的に細ましい体の怜とはいえ、人一人背負って山道を登ることがこれほどの苦行だったとは。
京太郎「う、ふぅ……姥捨て山の……話を、今度から別の視点で読めそう……ですね」
怜「アハハ……私、京ちゃんに捨てられてまうんかー、ショックやわー」
京太郎「だーかーらー……そんな、ことっ、しませんよ……!」
軽口に言葉を返すのも至難の技だ。
一歩進むごとに体が沈み、足が震える。
とめどなく流れる汗がおとがいを伝って、パタパタと水滴と化して地面に落ちる。
必死に息を整える。
目と鼻の先に山頂にある広場の入り口が見えていた。
京太郎「か、こんなとこで……俺は、倒れねぇ……!」
歯を食い縛り、努力を放棄しようとする体に喝を入れる。
思い出す、記憶を甦らせる。
ここで自分が倒れるわけにはいかない理由を。
京太郎「県予選トップで通過……して、俺は……俺、は――――!」
和と……デート、するんだ――
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