過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲー主人公……」 怜「ないわー」 透華「ちょ!?」
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511: ◆GP6NrAnYZ2[saga]
2012/08/16(木) 05:20:02.27 ID:ZzHhe2pK0
とりあえずズラズラ書いた。作中の関西弁、正確には泉州弁なんよスマヌスマヌ。まあ、細かいこだいいんだよで読み流して。
あと、やっぱり地の文つけたほうが書くのは楽だと思う今日この頃。



セーラ「フーン、そんで県予選の個人戦で優勝すんのに特訓しにきてんやな」

京太郎「ええ、そうなりますね」

浩子「長野の男子がどんくらいのレベルなんかは分かりませんけど、麻雀始めて半年も経ってへん人の目標にしては高いですね」

泉「まあ、志は高い方がやる気出ますし、ええと思いますよ?」

セーラ「えーと、あれや、ダメ元で砕けてまえば問題ないわ!」

京太郎「当たって砕けろって言いたいことは理解しましたよ……」

セーラ「せやせや、それやそれ!」

短い距離だったとはいえ、怜を背負って山頂まで歩ききったという偉業もあってか、セーラを始めとする千里山メンバーと打ち解けた感じに言葉を交わす京太郎を遠目に、随分と人懐っこい人やな、と感心しながら竜華は、自分の太ももを枕に

竜華「ほれ怜ー、いつまで不貞腐れとんの?」

怜「べーつーにー拗ねとりゃせんよー」

頭を乗せたまま、実にぶっすりした声が返ってくる。

竜華「なあ、そない怒ったりなて。当人も悪気があって言ったわけちゃうやろし、な?」

怜「あのナイ胸は虚しい発言が? ハハッ、竜華もおもろいこと言うなぁ……」

竜華(あかな、完全に拗ねとるわこの子……)

ダメ元で出したフォローを鼻で笑う怜を半目で見下ろし、さもありなんとかぶりを振る。
病気のせいもあって(ということにしておこう)、発育が抜群でない怜からすれば、先の京太郎の発言は彼女のコンプレックスに刃物を突き立てた挙げ句、グリングリンと抉り回したようなもの。

竜華(意外と怜も、そーいうこと気にしとったんやなぁ)

何故か感慨深く呟き、笑みを溢す。
体が弱いことに引け目を感じ、どこかしらに遠慮や申し訳なさを醸し出す怜にしては、えらく感情的になっているではないか。

竜華「あの子が、怜の言うてた京ちゃんなんなぁ」

怜「……知らんわ、あんな人。ちょう、お礼したて恥ずいん我慢してギュッしたったのに、薄くて固くて痛いとかあり得へんやろ」

竜華「ま、まあ、それに関しては怜に概ね同意するけどなー」

大きな駄々っ子に対して、ポンポンと叩くように頭を撫でてやりながら苦笑する。
こうした行動が無意識に出る辺りが、お母ちゃんキャラの所以か。

竜華「そんなん言うとらんと。京ちゃんも元気になってみんなと仲良ぅしてんやし、怜も混ざってきいや」

怜「…………京ちゃん」

竜華「な、なに? どないしたん、そんな目で見て?」

怜「うぅん、別にー」


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