過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲー主人公……」 怜「ないわー」 透華「ちょ!?」
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835: ◆GP6NrAnYZ2[sage]
2012/08/20(月) 00:17:58.96 ID:3cOtRvqmo
>>828 ナンテコッタ……じゃあ好き勝手に投下していこう、ウン


 ハギヨシが独断専行にて遠く離れた泉州の地目指して駆けていた頃、龍門渕透華は自室で一人、パソコンに向かっていた。
 目的は、全国大会に向けての各強豪校のレギュラーメンバーの牌譜の収集。
 動画や写真に残っている手牌や捨て牌を細かく拾い上げて、逐一データに乗せていくという地道な作業だ。
 目立ってなんぼが身上の透華には色々な意味で厳しい作業がひと段落して、一般家庭ではまずお目にかかれない人体力学に基づいて制作されたデスクチェアーに体を預ける。

透華「これが千里山の牌譜――――この先鋒は特に要注意ですわね。不自然な立直一発が多すぎますし……なんだか衣に似た匂いがしますわ」

 フカフカの布団に包まれるような心地よい座り心地の中、口にした予測以上に気にかかる千里山女子の先鋒――園城寺怜の牌譜から彼女の癖など探りつつ、ため息をつく。

透華「県予選も間近に迫っているというのに、まったく自分が情けないったりゃありゃしませんわ!」

 苛立たしげに意味もなくマウスをホイールして、パソコン画面の中で踊るポインタを目で追いながら唸る。

透華「対局中も集中できていないと衣に叱られて、純には腹減ってんのか? なんて、まるで私が意地汚いかのように聞かれて……」

透華「一や智紀は、訳知り顔で『心配しなくても大丈夫、すぐ戻ってきてくれる』……なんて言ってくる始末」


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