過去ログ - ギルガメッシュ「よい開幕だ。死に物狂いで謳え雑念」時臣「まさかの本気モード!?」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2012/08/12(日) 20:04:06.19 ID:IAcN4Sr00
――――――第五次聖杯戦争編


ギル「おい言峰、もう全てのサーヴァントは召喚されたのか?」

言峰「ああ。先日、凛がそのマスターと共に連れてきた。最後のサーヴァントであるセイバーを引き攣れてな」

ギル「確認するが……セイバーは騎士王なのであろうな?」

言峰「その問いには是と答えよう。私は直接見てはいないがランサーの目を通してその姿は確認している。あれは間違いなく10年前に召喚されたセイバーだ。ただし」

ギル「ただし?」

言峰「能力値は随分と下がっていたようであるがな。いや無理もないか。セイバーのマスターである衛宮士郎は魔術師としては三流……いや四流。あれではセイバーに十二分な魔力を供給することもできまい」

ギル「"衛宮"か。クククッ。そうか衛宮か。道理でその笑みに愉悦を張りつかせているわけだ」

言峰「これはいかん。感情が表に出るとは……神父として恥ずべきことだ」

ギル「そういう割に恥じ入っているようには見えんぞ? これは不埒な坊主もいたものだ。しかし貴様はどうするのだ言峰?」

言峰「なにがかね?」

ギル「監督役でありながらサーヴァントを使役し、貴様はなにをする算段だ?」

言峰「私はただ聖杯を担うに相応強い者を選定しようというだけ。あの衛宮士郎が聖杯を担うに相応しいのであればアレに渡そう。他に適応者がいるのであれば、その者に渡そう。他意はない。ランサーはその為だけの道具だ」

ギル「ではこの我が聖杯を使おうとしたのならば―――――貴様はどうする気だ?」

言峰「……ラインが消失している。成程。ギルガメッシュ、令呪の縛りを」

ギル「然り。あの程度の戒めが解けずして英雄共の王などとは名乗れまい。言峰、大義であったが貴様にもう用はない。これは我の決定である、仮初とはいえ我がマスターとなった幸運に歓喜し死を受け入れよ」


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