393:【Eintritt】[saga]
2012/12/05(水) 01:30:26.29 ID:9kwifEYvo
キュゥべえ「そういうことさ。 さすがだね」
あすみ「はいはい」
頭を撫でようと手を伸ばすと、鬱陶しそうに払われてしまった
行き場のない手をぶらつかせながら、言葉を続ける
キュゥべえ「だから、君はしばらく今のままでいたほうがいい。 外見を変えたところで、中身がそうそう変わるものではないからね」
ほむら「……うん、わかった。 あなたがそう言うなら、私はそうする」
キュゥべえ「それがいいよ。 君の本来のポテンシャルは、とりあえずは僕が知っていればそれでいいだろう?」
ほむら「ポテンシャルってほどのものじゃないと思うけど……でも、私はそれで満足、かな」
困ったような素振りを見せつつも、ほむらが笑いかける
キュゥべえ「良かった、それで一安心だ」
ほむら「あ……でも、それって……」
キュゥべえ「何だい?」
ほむら「や、やっぱり何でも無い!」
頬を紅くし、ほむらがぱっと背を向ける
何か今の発言に引っかかるところがあったのだろうか
ほむら(……私のこと独り占めしたい、みたいな……そんなこと、ないよね……うん、ないよね……ないない)
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