過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ！」みんな『――――またね！』【安価】
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809: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/24(金) 21:20:37.04 ID:NvPQMTce0

　祖父の家から見える風景は日本というよりは外国よりであり、潮風の感覚に眼を細める。

　―――肌が故郷の匂いを感じている。


　京祖父「おお……随分大きくなったな！　憶えてるか、ここでお前は育ったんじゃぞ！」


　で、例のごとく祖父は元気である。須賀家の特徴らしい特徴はそこぐらいである。


　京太郎「……言われてみれば。少し憶えがあるような……そういえば、」


　京祖父「ははっ、懐かしいな！　小学生前に上がった時は、どうなるかと思ったぞ」


　京太郎「ああ……そうだそうだ、少し思い出してきた」


　京祖父「まあ、昔の記憶だからな、無理もない。まさか何も憶えてない訳でもないじゃろうし、仕方ないじゃろう」


　祖父ちゃんゴメン、そのまさかです。


　京太郎「はは……ゴメンね、空港まで迎えに来て貰って」


　京祖父「いいいい。バスだって時間帯判んないだろうし、今はもうスポーツやってないんじゃろ？」


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