過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ！」みんな『――――またね！』【安価】
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966: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/27(月) 20:37:52.11 ID:zPpCPNje0


　トシ先生は、指導力には自信がないなどと語ってはいたが、アレならば充分全国区だ。

　ただ優し過ぎるのが難点か、少し壁を超えられないところがあるかもしれない。

　そんな、訳知り顔で彼女達の打ち筋を回想していた頃、


　？「―――し、失礼します」


　京太郎「あ、はい」


　ノックの音と可愛らしい声が扉越しに聞こえてくる。

　返礼と共に現れた彼女は、トシさんの言う通り―――いや、それ以上の巨体で、


　豊音「―――あ、あの、姉帯豊音です。よろしくお願いします」


　京太郎「……須賀京太郎です。“はじめまして”、姉帯さん」


　想像できない程可愛らしい表情を浮かべた、小動物のような女性だった。









　その後、彼女が操縦する車を使って、街中を走行している。

　曰く、知り合いの車らしく、彼女の動きも少しぎこちない。……そういえば車の免許、取れる歳だっただろうか、俺。二輪くらいは買ってもいいかもしれない。

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