過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その41
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505: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2012/08/31(金) 17:39:30.49 ID:g2kjKT9zo
伝令「そ、それが……確認出来た敵は……1騎と」

大軍師「!?」

副司令官「ふざけるなっ! たかが1騎なわけがなかろう! 霧に紛れてどこかに伏兵が居るはずだ!」

大軍師「騎馬隊を周囲の警戒に当たらせます」

副司令官「うむ。霧に紛れて一気に本陣を目指すつもりかもしれんしな」

大軍師「引き続き情報を集めるように」

伝令「ははっ!!」 ザザッ ドドッドドッ……

副司令官「おのれ南東国め……っ、だがこれで大義名分は得た」

大軍師(思った以上の犠牲が出てしまったかもしれませんね……司令)

 本陣より1.5キロ程度先、相変わらずの霧の中、ワーカー達による断末魔の叫びがこだまする。

ワーカー「ぎっ、ぐええぇぇー!!」

ヒゲ「た……助け――――」 ザンッ!!

 霧の中より滲む赤。飛び散る血飛沫。その中央に、更に濃く色づいた赤。

赤兎「……ブルルッ」 パッカパッカパッカ

 その赤の上に跨る漆黒。比較的軽装な甲冑に兜は着用していない。

 最低限の重量で愛馬、赤兎への負担軽減と、自身の運動能力を高めているのである。

 そしてその最も足るものは、敵の攻撃を食らう事はないとの自負。

 数多の戦場や戦いにおいて、かすり傷1つ負わなかったと言われる騎都尉だからこそのものであろう。


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